日本のみならず、いま世界中で宇宙開発が活況を迎えていますが、「宇宙でのお寺参り」を実現させようという計画が進んでいます。
この空想イメージが現実のものとなりそうです。打ち上げられたロケットから宇宙空間で「あるもの」が分離されました。
見えてきたのは「仏像」。人工衛星軌道を周回し、宇宙に滞在する「宇宙寺院・劫蘊寺」です。
「いつでも宇宙にあれば…」
この宇宙プロジェクトは人工衛星を開発する京都のベンチャー企業テラスペースが2020年に京都・醍醐寺と提携し、始めたものです。
【仲田住職】
「祈りが遠のいた。国境なき祈り」「世界平和を願う発信の場」
この宇宙寺院を運営する仲田順英(なかだ・じゅんえい)住職。宇宙寺院ではアプリを使って供養や祈願ができ、集まったデータを醍醐寺から宇宙寺院に向けて送信するそうです。
つまり、地球上のどこにいてもお寺にお参りできるようになります。
打ち上げを担うテラスペースによると予定とする2024年中の打ち上げまでに総額2億円が必要。
そこで、資金調達として参画したのがマクアケです。
マクアケは、プロジェクトに賛同する出資者を募り、企業などからお礼の品などを得られるクラウドファンディングサービスを提供しています。
その第一弾の研究費用として300万円の募集を開始。出資金額は4000円から20万円まで9段階に分かれ、返礼品は、記念グッズや名前を記した銘板の打ち上げなどです。
【仲田住職】
「今後は神社や教会なども。地上のように取り合わない宇宙で成功させたい」
お盆は、宇宙に想いを馳せ…という時代が来るのかもしれません。
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